私の周りには「フルーツサンド」が好きな人が多いので、時々、手土産としてフルーツサンドをプレゼントすることも多いです。
フルーツサンドとは、日本生まれのサンドイッチ。
フルーツサンドとは、パンに、クリームと果物を挟んだサンドイッチのことですが、フルーツサンドは、日本生まれだと言われています。
メニューにフルーツサンドが加わった記録が残されていない店も多く、正確に、元祖がどの店か、というのは不明なようですが、少なくとも、今から約100年前には、東京にフルーツサンドを提供するお店があったことが確認できているほど、日本人にはなじみがあるサンドイッチです。
1885年(明治18年)創業の新宿高野(東京・新宿)のフルーツパーラー開設は1926年(大正15年)だ。当時のメニューにはフルーツサンドがあった。欧米と日本を結ぶ日本郵船の客船でシェフを務めていた人物が入社、フルーツをふんだんに使ったぜいたくなメニューの数々を考案したといわれる。
発祥の地は京都や東京か、また、別の都市かははっきりしなかった。少なくとも大正から昭和にかけて、当時、高級品だった果物をあえてパンに挟んで顧客に提供した。
引用元:日本経済新聞「フルーツサンド、発祥は京都?贈答文化 果物ふんだん(もっと関西)とことんサーチ 手汚れず 花柳界ご用達」
おすすめその1:食パン専門店 CENTRE THE BAKERY(セントル ザ・ベーカリー) 銀座店併設のカフェ「LA CANTINE CENTRE(ラ・カンティーヌ セントル)」
銀座1丁目の高速道路の高架下のビルの1Fにあるセントル ザ・ベーカリー銀座店は、いつも食パンを求める人が行列している人気店です。
人気バゲットのベーカリー『VIRON』オーナー・西川隆博さんが2013年、銀座にオープンした食パン専門店とカフェ。
引用元:味の手帖「名店会ファイル 2020年9月号掲載 FILE No.267」
その隣に併設しているカフェ「ラ・カンティーヌ セントル」(カンティーヌとは、フランス語で「食堂」。)もまた、セントル ザ・ベーカリーの3種類の食パンを食べられるので、開店前から多くのインバウンド客が行列する店です。
このカフェにも名前があることをご存じない方も多いようで、かくいう私もレシートをもらうまで、カフェも食パン屋さんも同じ名前だと思っていました。このカフェのショップカードがあって、店名も記載されています。
住所:中央区銀座1-2-1 東京高速道路紺屋ビル1F
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」3番出口から、高速道路方面に歩くと右手に見えます。
JR有楽町駅からも徒歩5分圏内です。
定休日:火曜日
※隣接の食パンを販売しているセントル ザ・ベーカリーは毎日営業されています。
フルーツサンドイッチに限らず、電話で注文しておけば、行列せずにサンドイッチを購入できます。
サンドイッチは、10種類以上あるほど選択肢が多く、それぞれのサンドイッチに使われる食パンは、セントル ザ・ベーカリーの人気の3種類のパンが使い分けられているところもおいしさの理由の1つだと思います。
フルーツサンドイッチ(2,000円)(税別)
フルーツサンドイッチは、国産小麦を使った「角食パン」を使ったサンドイッチです。
- 注文を受けてお店で手作りされるサンドイッチ。
- パン生地をはじめフワフワな食感が唯一無二!
- セントル ザ・ベーカリーの食パンを使ったサンドイッチは、この銀座店でしか購入できない!という希少価値。
季節限定のマンゴーサンドイッチ
初夏~夏にかけての限定サンドと提供されている宮崎産マンゴーを使った「マンゴーサンドイッチ」もおすすめです。
季節限定のフルーツを使ったサンドイッチは、マンゴーサンドイッチ以外に、メロンサンドイッチやあまおうサンドイッチ(2024年は5月10日に終了。)が提供される時期もあります。
甘くないサンドイッチもおすすめ!
甘いものが苦手な方も楽しめるサンドイッチもたくさんあり、たとえば、BLTサンドイッチも私が好きなサンドイッチの1つです。
BLTサンドイッチは、フルーツサンドとは異なり、トーストされたイギリス食パンを使っており、ポテトとピクルスがついています。
おすすめその2:銀座千疋屋
「銀座千疋屋」は、1894年創業の高級果物専門店で、私の家族の中では、長年、フルーツサンドと言えばこのお店でした。
注文の必要はなく、デパート等に入っている店舗もあるので、購入しやすいという面があります。
銀座本店 フルーツショップ
住所:中央区銀座5-5-1 1F
東京メトロ 日比谷線、銀座線、丸ノ内線「銀座駅」B5出口を出て、斜め後ろ(右側)に見えます。
フルーツサンド(1,512円)(税込)
- 高級果物専門店なので、中にサンドされているフルーツの質とおいしさに安心感がある。
- サンドされているホイップクリームは、甘さ控えめ。
- フルーツサンドは、ほぼ隙間なく箱に入っているので、フルーツサンドの型崩れを心配することもなく、持ち運びしやすい。
おすすめの理由は、いつもとは違う手土産として差し上げられる逸品だから。
- 他の人とかぶらないおいしい手土産。
- 特に、甘いものやパン好きな方には喜ばれる手土産。
- いずれのフルーツサンドも、要冷蔵・賞味期限が当日中なので、贈るタイミングはTPOにあわせる必要あり。