横浜のみなとみらいや山下公園周辺には、歴史のあるホテルが多く、クラブフロアを持つ新しいホテルはあまり多くありません。
そんな中、2020年5月に開業した比較的新しい「ハイアット リージェンシー横浜」のクラブフロアに宿泊したので、こだわり多めのクラブラウンジを中心にご紹介したいと思います。
ハイアット リージェンシーとは、1957年にアメリカに誕生したハイアットの1ブランド。
アメリカに本社を置く世界的なホテルチェーンであるハイアットが展開する「Timeless Collection」。これには8つのブランドがあり、その1つが「ハイアット リージェンシー」です。
2023年11月現在、日本では7つのハイアット リージェンシーが営業していますが、ハイアット リージェンシー横浜は、日本にあるハイアット リージェンシーとしては2番目に新しいホテルです。
チェックインは、3Fのクラブラウンジ。
クラブフロアに宿泊したので、3Fのクラブラウンジで、ウェルカムドリンクとしてトロピカルアイスティーを頂きながら、チェックインを行いました。
このホテルは北仲通りというバスも通るような大通りに面しており、周りはオフィスビル、住宅もあるので、眺めが絶景な高層階に比べると、クラブラウンジを含めた低層階では、素敵な眺望はあまり期待はできないかも。
HYATT REGENCY YOKOHAMA
【最寄り駅】
みなとみらい線「日本大通り駅」4番出口から徒歩3分
みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口から徒歩5分
【住所】横浜市中区山下町280-2
クラブフロアの客室は18階と19階にあるため、部屋からは、山下公園、氷川丸、ベイブリッジ、横浜マリンタワーと横浜港周辺の人気観光スポットを一望!できました。
ティータイム(10:00~17:00)
東京都内のホテルのクラブフロアに比べると、このホテルのクラブフロアは比較的お手頃な価格で宿泊できるので、ティータイム等クラブラウンジで提供されている食べ物の品数が少なめというのは仕方がないかなと思います。
それでも、それぞれの時間帯で提供される食べ物や飲み物にはホテルのこだわりを感じられました。
ティータイムとイブニングカクテルは、高級な「黒トリュフチップス」が食べ放題でした。他のホテルで黒トリュフチップスが提供されているのを見たことがありませんでしたが、これに限らず、「初めて見た!」食べ物や飲み物が頻出するホテルでした。
日曜日のティータイムは、数組のお客さんがいるだけで、とても静かなクラブラウンジでした。
「本日のキッシュ」は、温かい状態で提供されていました。
イブニングカクテル(17:00~19:00)
日曜日のイブニングカクテルは、ティータイムと異なり、ほぼ満席で盛況なクラブラウンジでした。
提供されていたアルコールは、スパークリングワイン、赤ワインは解禁されたばかりのボージョレ・ヌーヴォーを含む2種、白いワイン、カクテルも作れるようリキュールも何本かありました。
お願いすれば、カクテルも作って頂けるようです。
このホテルも、料理名を表示したプレートに、食物アレルギー対策を意識したかわいい絵がさりげなく表示されていました。
この日提供されていた料理は以下のようなものがありました。
- 生ハムフルーツ
- スモークサーモン
- クワトロフォルマッジのピザ
- あさりの白ワイン煮
- ごぼうのてんぷら
- ポップコーンシュリンプ
- パパダム(豆の粉でできたインドのおせんべいらしいですが、「初めて」見ました!)
- エスカベッシュ
- きのことブロッコリーのバジル風味
- バーニャカウダーほか多数
個人的には「ごぼうのてんぷら」が最高でした。食感はふわふわに近く、かたさとは無縁でした。
ごぼうのささがきのてんぷらは時々食べる機会がありますが、このスタイルのごぼうのてんぷらは人生で「初めて」頂きました。
この日、一番、料理が入っていた鍋が何回も交換されていたのは「あさりの白ワイン煮」だと思います。一緒にいた友達は4回以上おかわりしていました。
12才以下のお子さんは、この時間帯はクラブラウンジを利用できないのですが、ホテルのホームページによると、時間内にクラブラウンジに出向いてスタッフの方にお願いすると「ピクニックバスケット」を頂けるようです。
19:00~20:00からは「イブニングスイーツ」が始まり、ケーキ等が提供されるようですが、どうしても中華街に行きたくて、19時ちょっと前にクラブラウンジを出て、徒歩で中華街に向かいました。
中華街についたのは19時少し過ぎましたが、中華街のお店の照明と看板で、渋谷のセンター街か昼間くらいに明るい!ことに驚きました。
中華街は、19時を過ぎても営業しているお店が多いので、イブニングカクテル後でも、十分中華街を楽しめます。
少し前に中華街の食べ歩きグルメとして大流行した「大鶏排」(ダージーパイ)を食べ歩きしました。
大鶏排は台湾発のからあげ、鶏むね肉を薄くたたいて、手のひらサイズよりもさらに大きくのばしている見た目が特長です。
味は、日本の唐揚げよりあっさりしていますが、「五香粉」(ウーシャンフェン)という香りが独特なスパイスが味付けのポイントです。
衣の食感や味は、お店によって異なりますので、ご自分に合うお店をが探すのも楽しいかなと思います。この夜食べた大鶏排は、ざくざく感&塩味強めの衣でした。
昔々、会社の大先輩と台湾の台北市最大の夜市「士林夜市」(シーリン イエシー)に行った時、大鶏排に長蛇の列ができていたのを思い出しました!あの時、日本で大鶏排を食べられるなんて想像もしませんでした。
中華街から帰ってくると、氷川丸と横浜マリンタワーがブルーにライトアップされていて、オシャレな夜景に変わっていました。
ブレックファスト(7:00~10:00)
クラブフロアの宿泊者が無料で頂ける朝食は、クラブラウンジでの朝食のみとなります。
8時ごろに伺ったので、クラブラウンジ内のテーブル席はほとんど埋まっており、料理が並んでいるキッチンの正面にあるカウンター席に座りました。
朝食も、典型的なホテルのクラブラウンジの朝食メニューとは少し異なっていて、ご飯、味噌汁、シェフが焼いてくれるオムレツはなく、主食としては以下のような料理が提供されていました。
- クロワッサン
- ブリオッシュ
- メイプルピーカンナッツ
- パンオレ(=ミルクパン)
- ニキン(=ハイアットリージェンシー横浜1FのMARKETで購入できるオリジナル食パン)
- 中華粥(薬味あり)
- いなり寿司(青じそ)
- オニオンスープほか多数
主菜や副菜としては以下のような料理が提供されていました。
- カリカリタイプのベーコン
- ソーセージ2種
- キッシュの卵焼き(これも「初めて」見ました!)
- 水餃子
- 麻婆チキンボール
- きんぴらごぼう
- ひじきの煮物
- 野菜、温野菜、フルーツ各種
- スモークサーモン
- 生ハム
- ヨーグルト2種ほか多数
横浜中華街そばにあるホテルらしく、水餃子、麻婆チキンボールと中華粥がありました。
水餃子は、お好みで、醤油、酢、ラー油をかけて頂きます。
筑前煮は、日本人にとって味付けが完璧!でした。このホテルの和食はおいしいに違いない!と思える味でした。
高級ホテルのクラブラウンジによくある紅茶といえばドイツの「ロンネフェルト」。
これまで泊まったホテルでは、ティーバッグのみの提供でしたが、このホテルでは「初めて」茶葉をポットに入れて頂くスタイル!今回は緑茶を頂きました。
また、バニラ、キャラメル、シナモンのシロップのボトルが置いてあるのも、このホテルで「初めて」見ました!
おすすめの理由は、横浜らしい眺めと有名観光スポットへのアクセスの良さ
- 随所にこだわりを感じる料理や飲み物が提供されているクラブラウンジ。
- どの時間帯でも、クラブフロアの客室からの眺めが良い。
- 中華街や山下公園は、ホテルから徒歩5分圏内。横浜観光に便利!
今回も一休.comで予約したので、一休プレミアサービスのダイヤモンド会員様限定特典が4つあり、そのうち2つを使って、ホテルショップからのプレゼントとして「コーヒー豆」(200g)1袋とオリジナルテイクアウトコーヒーを頂きました!
コーヒー好きな家族に飲んでもらいましたが、ものすごくおいしかった!とのことです。