高知市に18年間住んでいた「元」高知県民が、高知観光で何を食べるか迷っている方に!2023年9月に実食して厳選した高知市内で行きやすい&おいしい高知グルメを5つご紹介します。
1つ目は、須崎発祥の「鍋焼きラーメン」。
高知県で一番有名なラーメンといえば、「鍋焼きラーメン」。
高知市からJRの列車で約40分西に行ったところにある須崎市発祥のラーメン。
須崎で生まれ50年近くの間地元の人々に愛され続けてきた須崎の食文化。スープは、親鳥の鶏がら醤油ベースで、具は親鳥の肉、ねぎ、生卵、ちくわ(すまき)など。そして、器は土鍋(ホーロー、鉄鍋)であり熱々の状態で土鍋のふたを取ると鶏がらスープの香りの湯気に包まれ、スープと細麺の絶妙なバランスがとれた日本一熱いラーメンと言われている。市内に専門店をはじめ約30店舗あります。
引用先:須崎市観光協会
須崎市にも鍋焼きラーメン専門店はたくさんあるのですが、須崎市に行く時間がない方は、高知市内でもいくつか鍋焼きラーメンを食べられる店がありますので、ぜひ挑戦してほしいと思います。
今回伺ったのは、高知市の繁華街の中にあるので、観光客の方が行きやすい「谷口商店」。
見た目は、鍋焼きラーメンの定番!
鶏のうまみをしっかり感じられるスープも定番。意外とさっぱりした醤油ラーメン!
ラーメンの種類が多いのが、この谷口商店の特長だと思います。ゆず、こがしにんにく、キムチ、激辛等。
【住所】高知市追手筋(おおてすじ)1-7-14 田村ビル 1F
【営業時間】
[火~土]17:30~翌3:00(L.O.翌2:30)
[日]11:00~20:00(L.O. 19:30)
【定休日】月曜日
お店の入り口にある自動販売機で、現金でチケットを購入するタイプです。
バナナマンのせっかくグルメ!!というテレビ番組で、日村さんがこの店を訪れたと、お店の入り口に写真が掲載されていました。
2つ目は、「屋台安兵衛」の「屋台餃子」。
高知県で一番有名な餃子といえば、「安兵衛」。
高知市内に安兵衛は3店舗ありますが、今回は、駐車所にある「屋台安兵衛」。
店内は、椅子席と立ち飲みのテーブルがありました。19:00オープンのお店ですが、18:55に到着した時には、すでに20人くらいが行列中。19:26に着席、19:35に屋台餃子が運ばれてきました!
飲みのシメに使われる店なので、餃子の大きさは小さめ!
焼き揚げられているので、食感は見た目以上にサクサクした餃子!
屋台餃子を持ち帰り注文されている方も多かったです!行列を見ると、一瞬、どうしようかな?とひるむかもしれませんが、意外と回転は速いと思います。
なお、支払いは現金のみですので、ご注意ください!
【住所】高知県高知市廿代町4-19
【営業時間】19時~翌3時
【定休日】日曜日
屋台安兵衛以外の高知市内店舗は、「いまどき安兵衛」と「ひろめで安兵衛」。
東京にも、「めぐろの安兵衛」と「えびすの安兵衛」があります。
3つ目は、日曜市の「大平商店」の「いも天」。
高知の日曜市は、高知市のホームページによると、「元禄3年(1690年)以来、300年以上の歴史を持つ」とのこと。
名前の通り、年始(1月1・2日)とよさこい祭り期間(8月10~12日)を除く毎週日曜日開催されています。
営業時間は、お店によって異なりますが、早朝から開いているお店も多く、私は混み始める前の午前8時前後に行くことが多いです。
日曜市でいつも行列ができているお店が、この大平商店!ここは「いも天」のみの販売です。あと、8月はやっていません。今回は9月下旬だったので、営業中でした!
今はさつまいもの「新いも」を使用したいも天が、1袋に5個入っています。
さつまいものスライスを揚げたスリムなスタイルではなく、大平商店のいも天は見た目が丸いというか、チキンナゲットをさらに膨らませたような厚みのある形が特長です。
外の衣はかなり厚めですが、食感がものすごく軽くカリっとしていて、中のさつまいもはほくほく!
味は上品な甘さなので、パクパク食べられます。
常に揚げたてのいも天を提供してくれるので、やけどしないようにご注意を!
2022年にはケンミンショーというテレビでも紹介されています。
4つ目は、日曜市の「炭火焼・焼き鳥」池田の「焼き鳥」。
大平商店の斜め向かいにあるのが、池田。
私は小さいころから、日曜市に行くと、必ずこの焼き鳥を買ってもらっていた記憶があります。
1本110円(2023年9月現在)なので若干肉が細めなのは、インフレのこの時代やむなし。
注文すると、炭火で少し焼き直してくれるため、タレが少し焼けて香ばしいにおいがして、おいしさ倍増!
その場でアツアツを食べるのがおすすめ。食べ歩きする場合は、紙コップに入れてくれます。
このお店はうなぎの肝「うな肝串」も有名ですが、今回はなかった高知産うなぎ「うな串」も、焼き鳥に比べるとちょっと高価になりますが、味は絶品で家族のお気に入りです。次はあると良いな。
5つ目は、カツオのたたきをはじめ、高知の郷土料理がたくさん食べられる「天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知」の「朝食」。
2017年にこのホテルが開業後、この朝食が食べたくて、高知では必ずこのホテルに宿泊しています。とにかく、高知の名物料理がたくさん!ある朝食なのです。
残念ながら、朝食は宿泊者のみとなります。
生魚を骨丸ごとすりつぶしたカルシウムたっぷりのてんぷら「じゃこ天」もあります。
高知県は日本一のゆずの産地なので、「ゆずジュース」もおすすめ!
上記以外にも、「かつお飯」、「釜揚げしらす」、「馬路村のゆずふりかけ」等高知の名物料理はたくさんあります!
【住所】高知市帯屋町(おびやまち)1-9-12
番外編!食べ物以外のおすすめ。
1つ目はアンパンマン。
アンパンマンの作者「やなせたかし」さんのご両親の出身地が高知県なので、高知のあちこちにアンパンマンがいます!
たとえば、JR高知駅の階段にアンパンマンとばいきんまん!
また、この階段をのぼったところにある踊り場スペースには、「高知駅アンパンマン列車ひろば」があります。
アンパンマン列車のミニチュアが走るジオラマや、中に乗って写真撮影ができるアンパンマン列車などもあります。
こちらはJR四国の特急電車「南風」のうち、きいろいアンパンマン列車。黄色以外に、あかいアンパンマン列車もあります!
2つ目は、路面電車。
高知は今でも路面電車が走っていて、今でも、高知市民の生活の手段として使われています。